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2022.12.01
縁(えにし)~人生における一つの邂逅~
ホームページを13年ぶりにリニューアルしました。新しい試みとしてブログがスタートします。 テーマは「タメになる話」ですが、制作に関する知識・技術は他のメンバーに任せるとして、私はホームページのブランドプロミスにもある“縁”についてお話しします。
私は営業職を続けて30年が経ちました。
その間は転職もしており、さまざまな経験をさせていただきました。
営業職はお客様、協力会社様、同僚とのコミュニケーションが大切です。
お客様の利益のため、発展のため、私たちは制作を任されています。
そして品質の良い商品を作るために協力会社様に助けてもらっています。
社内でも営業が受注した案件を形にしてくれている同僚がいます。
仕事に関わるすべての人たちに感謝の気持ちと思いやりの気持ちを大切にして接することが、品質の良いモノづくりにつながると思っています。
そして、その気持ちは必ず形を変えて自分に返ってくるものと信じています。
26年前の話になりますが、
当時の社長から㈱アクセスをスタートさせるので来てほしいと誘われ、創業メンバーとして入社することになりました。
ただ、会社という存在はあるけれど、既存のお客様も無く、協力会社様も無く、自分たちですべてを作らなければなりませんでした。
当初はなかなか仕事が取れずに焦っていましたが、徐々に仕事をいただけるようになってきました。
そんな状況を助けてくれたのは、この会社に入社する前にお世話になった方たちでした。
新卒で入社した会社で知り合った営業さん。
転職前の会社で同僚だった編集長。
自分の取引先を紹介してくれたライターさん。
昔取引があった協力会社様の社長。
昔のお客様の担当者が転職した先の会社の仕事を回してくれる。
人を思いやる気持ちは必ず形を変えて自分に返ってくるものだと思います。
営業は良い意味で“人たらし”であること。
自分のファンになってもらう。
可愛がられた方が得ということは少なからずあると思います。
未だに30年前のお客様からゴルフや食事の誘いをいただいたりします。
もうとっくに仕事のやり取りは無いのに。でも何だかうれしい。
先日、お客様が社内見学で来社されるので同席してほしいと同僚から頼まれたので、事前にお客様の情報を聞くと、そこには25年前に名刺交換させていただいた方のお名前がありました。
当時は仕事にはつながりませんでしたが、久しぶりの再会に感慨深いものがありました。
果たして私のことを覚えてくれているだろうか? 何だか初恋の人に会うかのようなドキドキ。
一目ではわからなかったようですが、昔話をしているうちに思い出していただいたようで、「覚えているよー」と何度もおっしゃっていただいてとてもうれしかったです。
私も「ご縁があると思い25年前の名刺を大切に持っておりました」と、その名刺を差し出しました。
その方の25年前の名刺の肩書きは係長でしたが、今では大きく成長した優良企業の役員になられていました。
今回は“縁”というお話をさせていただきました。
この記事を書いたヒト
凛太郎
凛太郎
1968年生まれ。茨城県出身。
1996年途中入社。5社を渡り歩き良いところだけを吸収してきた営業マン。役割は常に新規開拓。お客様の孫の手となり、転ばぬ先の杖でありたい。 公私ともにあっと驚くネタの宝庫。週末は常にその先の塁を狙う永遠のスピードスター。